境界性人格障害
境界性人格障害とは?
境界性人格障害は、境界例(ボーダーライン)ともいいます。精神病と神経症の中間にあることから境界例(ボーダーライン)とよばれていたようです。人格とは、個人が持つ一貫した行動傾向・思考で、自分らしさのことです。その人格に歪みが生じて、自分の衝動をコントロールできなくなり、対人関係などが不安定になったりします。怒りっぽくなったり、ときには自分を傷つけたりします。
有名な太宰治が境界性人格障害だったようです。何度も自殺未遂を繰り返し、妻や愛人に冷酷な仕打ちをしていたようです。
境界性人格障害の人は、不安定で極端な対人関係しか持てず、相手が離れていこうとすると自分を見失い、捨てられるという恐怖感から攻撃行動をおこしてしまうこともあります。たとえ相手にとっては迷惑だとしても、相手とのつながりを確認せずにはいられないのです。
境界性人格障害の特徴として目立つものです。
- うつから不安まで揺れ動く感情の不安定さ
- 相手のことを「好き」か「嫌い」かどちらか両極端でその中間が存在しない
- 好きな人に見捨てられることへ異常な恐怖感を感じる
- 怒りっぽく切れやすい
- 人の気をひくために自傷行為や自殺未遂を繰り返す
- 浪費・アルコール中毒・薬物依存・性的な逸脱・過食・暴走行為など自己破壊的な行動が目立つ
- 自分がどんな人間なのかはっきりわからない
- 常に喪失感を感じ、満足する事がない
対処法
治療は、カウンセリングが中心となります。長い時間が必要になってきます。症状の軽い人は年令を重ねるうちに自然と緩和されることもあります。人生経験を積んでいくことで自分を見つめ直し、生きづらさに気づくことで自分自身が変わることもあります。カウンセラーの手をかりて、ものごとの考え方のゆがみを訂正していきましょう。少しずつ、ゆっくりでいいと思います。
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